羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

DENON DL-103 ⑤

AU-300LC

DENON AU-300LC 1996年 10,000円

MC昇圧トランス

昇圧トランス自体低域のレンジ感が薄くなる気がするのと年中カートリッジ交換して遊んでる私にはPASS_SWのついていないトランスは実用的に不向きなので死蔵してました

でもコレって103の昇圧にはもってこいなのでは?

繋いでみます・・・

 超絶化けました

やっとまともに使えたと言うほうが正しいかもしれません

とても抜けが良く声も艶がありエコー感も美しい

DL-103には勝手なイメージを抱いていました

コア入りのミドル~ローコンプライアンスMC=しっかりした低域に支えられた骨太のサウンド、と勝手にキャラを求めていました

DL-103の本質は違ったようです

しなやかで端麗な日本美が身上だったのか!
※個人の感想です

これが持ち味と気づくのに30年以上費やしました
※ずっと聞いてた訳じゃないけど

よく考えるとトランスの使用も必然ですね、NHKへの納入が1964年、開発はさらに遡ります、年代から半導体式の「ヘッドアンプ」や「ハイゲインイコライザー」など皆無でトランス受けが前提なのは疑う余地ないです

ロングアームもいい仕事していて内周歪も少ないです

しかしどっかで聞いた音だな?

はっ!昔のNHK_FMの音じゃないか!

 今回の取り組みは予想以上にうまくできました

おしまい・・・

 

 

 

 

 

あれ?

SONY HA-T10

こんなんも出てきましたw