羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

 本サイトはプロモーションが含まれています

2A3アンプの修理 ③

みんな飽きちゃうだろうから2A3から離れるつもりでしたがやっちゃった

アンプ持ち上げようとして「ピキッ」
当日は大したことない状態でしたが翌日作業中に今度は「ビキッ」

勤めてる時の朝のラジオ体操は重要だったんだなと思います

こうなると球転がし程度しかできない

まぁいいや、アンプの動作がまともになったので無駄な行為じゃないっしょ

 

全部は無理なので思いついた奴から

 

当事業部のお笑い珍品コレクション要員
シルバニアの2A3W(ワラ

前回はどうにも解れない音で失格を烙印しました

今回は・・・
基本変わらないな、フン詰まった感じ
前回よりマシな気はするが見違えるような変化はない

 

タンソルの1枚もの

これも前回通りパワフルな印象
LS-202には合うのだけどKEF104だとパワフルさが厚みに繋がってちょいと重苦しいな

 

マツダUX2A3表記の古めの奴

アンプ修理前にどうもパワー感というかアタックの勢いに不満が残ったけど今回は解消したようです

前2つより高域に輝きがありキュートな印象

修理前にRCAにしたら改善されましたが電圧不足の時でもRCAは特性劣化の少ない高性能だったのかな

 

久々に登場!シルバニアの皮を被ったパンダ

購入は90年代前半なので熟成は十分
頭の焦げが熟成度合いを示してます

これが購入当初より実は気に入ってます
明るくて元気

しかしながら若かりし頃のワシはブランド信仰があり「元気で明るいチャイナは偽物だから荒っぽいんだろう」「本家RCAは大人しめだが緻密な本物なんだろう」と思い込んでました

今はブランドではなく現在の環境で出てる音で良いと思った球を心から楽しめるようになりました

 

しかしながら残念なのは中華の2枚プレートの2A3が無くなってしまったこと
中華のは形状はHプレートに似てますが2ユニットは分離してるんですよね

そして90年代後期だと思うのですが露助が300Bっぽい部品使って「シングルプレート」という本来のシングルプレートとは似ても似つかわない変な2A3を作り始めこれがスタンダード化しました

段々サイズは大きくなりもはや2.5Vの300Bと化しています

こんなん

2A3における「シングルプレート」の伝説を利用して300Bの部品を使い製造を簡略化した球に見えます

色々な2A3を愛せるワシでありますがコレを2A3と言われても素直には受け入れがたいっす

これが当事業部に現行の2A3が無い理由であります

幸い当事業部には若かりし頃に購入した中華2枚PのGDが1ペア、シルバニアのフリした偽物OEMが未使用でもう1ペアあるので当分楽しめそうではあります

さて球転がしを楽しんでいますがまさが次の課題が訪れて来るとは想像もしてませんでした

 

別館

limited-junkroom-mobility.hateblo.jp

当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。