しつこく取り組んだAT-SP50aもいよいよ最終回
中域のうるささを減らします
とはいえツイーターの音色もあるので単にレベル下げても解消しないのでクロスポイント変えます
クロスオーバー周波数上げます
一般的な10センチウーハーは軸上は10kHzまでレスポンスありますが30度特性を満足するのは5kHzまで、60度特性を満足させるのは3kHzまでとなるので3kHzクロスを狙います
また2WAYスピーカーのクロスを上げると太い音色に
下げると細めの音になる傾向なので上げることは今回の変更に役立つ方向になります
部品の都合からこれで組むっす
ネットワーク単体特性
もちろんユニットつなげばこの通りにはなりません
サクッと組み立て
組み込むといっちょ前に見えるっす
最終特性
前回より僅かに荒れた
3.5kHzから7kHzまで落ちてるようにも見えますが1kHzと比べると同等
10kHzからの盛り上がりは5センチツイーターの特性
10kHzより上は基音はないので輝く味付け程度なので無視
もっともここだけコントロールするのは至難の業
1.5センチツイーターはカットオフ14kHz以上なので付いてるだけ
さて試聴
OK牧場 (^ω^)
F特は少し荒れたけど狙い通り中域のうるささは消え、でも籠ることもない良音
持ち味の低音の切れと相まって最高の仕上がりになりました
おまけ
DSLオン
音量でブースト量変わるから小音量測定では上がりすぎにも見えますが
10センチ鈍器で40Hzまで伸びるのって凄いでしょ
大空間では無理だけど6畳間で大きめの音量まではカバーできます
大型スピーカーの空気感には到底及ばないものの「どむん」と鳴るところまで出せるんです
うはは
AT-SP50aのまき
おしまい
別館