羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

audio-technica AT-SP50a 完成 終

しつこく取り組んだAT-SP50aもいよいよ最終回

中域のうるささを減らします

とはいえツイーターの音色もあるので単にレベル下げても解消しないのでクロスポイント変えます

クロスオーバー周波数上げます

一般的な10センチウーハーは軸上は10kHzまでレスポンスありますが30度特性を満足するのは5kHzまで、60度特性を満足させるのは3kHzまでとなるので3kHzクロスを狙います

また2WAYスピーカーのクロスを上げると太い音色に
下げると細めの音になる傾向なので上げることは今回の変更に役立つ方向になります

 

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部品の都合からこれで組むっす

 

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ネットワーク単体特性

もちろんユニットつなげばこの通りにはなりません

 

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サクッと組み立て

 

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組み込むといっちょ前に見えるっす

 

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最終特性

前回より僅かに荒れた
3.5kHzから7kHzまで落ちてるようにも見えますが1kHzと比べると同等

10kHzからの盛り上がりは5センチツイーターの特性

10kHzより上は基音はないので輝く味付け程度なので無視
もっともここだけコントロールするのは至難の業

1.5センチツイーターはカットオフ14kHz以上なので付いてるだけ

 

さて試聴

OK牧場 (^ω^)

F特は少し荒れたけど狙い通り中域のうるささは消え、でも籠ることもない良音

持ち味の低音の切れと相まって最高の仕上がりになりました

 

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おまけ

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DSLオン

音量でブースト量変わるから小音量測定では上がりすぎにも見えますが

10センチ鈍器で40Hzまで伸びるのって凄いでしょ

大空間では無理だけど6畳間で大きめの音量まではカバーできます

大型スピーカーの空気感には到底及ばないものの「どむん」と鳴るところまで出せるんです

うはは

 

AT-SP50aのまき
おしまい

 

 

別館

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