AUDIO CRAFT AC-4000MC-S 1978年 67,000円
故 瀬川冬樹氏の愛用品として知られるトーンアームであります
アームパイプが8種類、メインウェイトが大まかに3種10品、ラテラルウェイト2種、サブウェイト2種など豊富なOPパーツによりほとんどのターンテーブルとフォノカートリッジに対応できる
DL-103への取り組みで登場し「調整がめんどくさい」と不満を漏らしました
特にダンピング量変化させるとアーム高が変化する、アーム高はセンターユニットを手で押さえてビス止めするので微調がやりにくいっす
コツとしては高さを大まかに合わせてダンピング量を決定し再度高さ調整するのがよろしいかと
ラテラルバランス調整は意外と楽です、つまみ回すだけ、しかも結構微調が効くので僅かな傾きも調整できるし例えばテーパードシートに合わせて1度内側に傾けるなどの使いこなしもでき腕の見せ所があります
ではおそうじがてら点検っす
下に見えるダンピング調整つまみの中心部が軸受け
宝石軸受けなのですが取り扱い中の衝撃で割れないよう、またセンターユニット中心にある軸が変形しないようバネが仕込んであります、不要な入力が無いときはストッパーに当たるので剛体化しています
オイルバス部です
たぶん15年以上放置しているのですが粘度は保持しているようです
※メーカ推奨交換時期:2年
中央右のスケール及びつまみが「ラテラルバランス」調整です
つまみは左右に付いていて写真下側にラテラルサブウェイトが付いてます、ストレートパイプの場合不要の事が多いのですが外すと無くすので付けたままバランスとって使ってます
つづく