羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

 本サイトはプロモーションが含まれています

整流管の寿命

2A3アンプの整流管に使ってる83ですが以前から調子が悪い

というのも音は出てるのでありますが右ユニットの放電光が上に下ににチロチロ落ち着かない

でも気にしないで使ってましたが劣化が進行し方ユニットの放電光が暗く偏り逆のユニットが明るく輝き始めました

写真だと光ってますが目視だと左ユニットの右下がチョット光ってるだけ

逆に電流が右に集中して普段より明るく光ってます

センタータップの上下で流れる電流が異なる異常動作
もういい加減交換かな、たまにだけど10年は使ったし

 

適当に83引っ張り出してきます
なんせ品質にばらつきが多いので

 

外したRCAの83
だいぶ煤けてますね

 

中古のシルバニア
ちょっと煤けてる

まだ大丈夫と思う

 

シルバニアの未使用品1本目はルーズベース

諦めてシルバニア2本目

シルバニアは水銀が少なく蒸気で曇ることがありません
水銀の下部集め儀式を誤っても事故が起きにくくしたのでしょうか

よって通電後もしばらく放電光はみえません

 

数分後、徐々に光始めます
※写真の都合で別のシルバニア83

 

RCA1本目
儀式中

元気いっぱい光ります

 

RCA2本目、儀式中

これも元気

シルバニアは水銀の少なさから温まってもRCAよりちょっと暗いんですよね

と言う事は内部抵抗も大きいのでしょうか

今後、球転がしの予定があるので今回は儀式の必要性が少ない中古のシルバニア起用します

 

今回は水銀整流管だから目で見えましたが真空管の場合は判らないっすよね
プレート電圧見る?判定できるかな?
プレートに抵抗入れて電流見ればある程度判定できそうだけど面倒ですね、危ないし

すると定期交換が1番かも
使用頻度によるけど2年に1回とか

ちょっと煤けたら交換も良いかも知れませんね

意外に面倒な素子でした

 

別館

limited-junkroom-mobility.hateblo.jp

当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。