試聴の前に刺さってるタマのご紹介であります
貸与中に出力管が変わってる
エレハモ(露助)の300Bと
シルバートーン(支那)のカーボンプレート300Bが付いて戻ってきた
なぜそうなったかは貸与した人が亡くなっての回収だから知る由もないっす
カーボンブロックの削り出しとなかなか面白そうではあるが本来の300Bの姿ではないので板プレートのエレハモでしばらく楽しむっす
初段は「6SN7」CBSのマークが付いてるけど製造元はどこなんだろ、文字はGEによく似てるね
替え玉としてSTCのCV1988とか持ってるのでここは球転がしできそう
(*^_^*)
ドライブ段は「6AH4」RCAマークであります
整流管は5U4から83に交換済み
2A3より電流流れるから少し明るく輝く
それでも定格の60%位かな (てきと~)
さて聞いてみる
昔聞いた音のイメージ、これはもう1台の無帰還300Bsと同様なのだけど
高音がいまいち抜けきらない
音像が膨らむ
変に響く
など同じ無帰還の2A3がスケールは小さいながらも「キリッ」とした音だったので300Bへの興味が薄れる要因だったんすが今回は
すごくイイね
ま、環境が家ごと違うんだけど
高音は「スカッと」まではいかないものの詰まった感じはしないし中域の響きは色気に変換され低音も締まり
何よりスケール感が大きく気持ちいい
シングルアンプでこんな雄大な感じ出るんだと感心
300Bの、XJ1の真髄(の入り口)を聞いた気がする
元々XJ1だってそこそこ高級機だもんね
あと手前味噌ながらNFBも効いてると思う
なんでも掛けりゃ良いってもんじゃないしNON_NFB設計のとこに施すんだから色々考えなきゃいけないトコもあるんだけど2~3㏈で肌触りがずいぶん変わるよ
しばらく当事業部の顔の一つとなりそうです
出力管のタマ転がしはできないけど
おしまい
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