SiemensはEL34を作ってません
大雑把に初期はPhilips
その後Mullard
最後はRFTのOEMで出してました
途中でEiの変なの(トップ排気)もあったな
通信用途の高信頼球を得意としていたメーカーですがあまりにEL34の引き合いがあるのでOEM供給受けて売ってたのかななんて想像するのも楽しいっす
さて、よっしーさん宅のオフ会では見栄張って未使用の、プリントの奇麗なSiemens持っていきましたが手元には昔から使ってる中古のSiemens EL34が転がってます
ふと思い立って挿してみました

RFTのOEMっすね
余談
今でこそRFTは「EL34の完成形」なんてもてはやされてますが90年代前半は
ネコまたぎ
も良いとこだったんですよ
もちろんユーザーも知り尽くしてRFTの音質も信頼性も耐久性も優秀だと知ってます
勿論、製造設備も技術もテレフンケンの物だとも承知の介であります
し・か・し・な・が・ら
真空管メーカーもセットメーカーもみ~んなRFTに自社メーカーのプリント入れたRFTのEL34見て食傷気味でありました
どれ買っても一緒じゃん、との印象と安過ぎたので不人気、当時お金の無いナウでヤングなワシでもせめてシーメンス印(ペア2500円)をと少しお高いのを買い込んだのが今の手持ちっす
と言う事で海外派はMullardのEL34を
国産派は松下を重用する雰囲気がありました
他にもテレフンケンがありますが、ありゃワシもRFT以前のオリジナルのブツなんか見たこともありません
他にアキバで転がってたのはTeslaがありましたがシーメンス印RFTより人気無かったな
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さて、このEL34はたぶん35年以上の付き合いがあります
期待も失望もありません、長年使い慣れたただの道具であります
それでもシングルでは初の試聴
ドキがムネムネ・・・はしないな
懐かしいカッチッと締まりながらも輝きのある
そう、処女作のEL34パラPPで聴いたあの音が蘇ります
やっぱRFTはいいねストレートなのに美しさもある
逆にふわっと漂う空気感みたいなのは松下が得意だね
でもあくまでオマ環だから参考程度にして下さい
①と言う事はつづく
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