SONY TC-K222ESJ 1993年 65,000円
以前TC-K555ESLの修理を受けた時にメカ動作や回路構成、持病など色々調べました
その時に気になったのが「222ってものすごいCPの実力機では?」との印象です
基本構成はシリーズ同一っすよ、222だけバイアストラップが標準的なLCフィルターですが世間の評判では逆に「それが素直な音になっている」と高評価も見受けられます
メインターゲットはESL~ESA
ESJはセンターメカが好みでないのですが
Dolby S搭載です
カセット好きとしては一度体験したくて導入です、カセット好きの方でもDolby S未体験の方は多いのでは?
直ったら「TDK DS」辺りのノイズ大きいので試したいっすね
そしてSONY伝統の「TC-K」最後かつ「三連数字」最後のモデル、悲しいメモリアルっすね
ESLとESAは程度悪く時間が掛かりそうなのでESJ動かしてから取り掛かります
外観はきったないのですがパネル正面に大きな傷はなし、天板の傷が正面に掛かりかけですがタッチアップで修正可能な範囲でホッとします
ご開帳
見比べていませんがESLより迫力が無くなったような・・・
Dolby Sはサブ基板に組まれています、チャンネル当たり1枚で応用が利く構成というか実験的な作りと言うか・・・
ここでのコスト配分が影響したのか再生アンプの初段差動が省かれオペアンプ1発になっとります
故障症状は例により「オープンせず」ほかの222もあるので
CDパーツマン様からベルト取り寄せ、サイズ書いて蓋が両面で留まる袋に入っているので助かります
つづくんです