集合した鈍器です、まずは機種などおさらいっす
PIONEER CS-X3 1977年 36,000円 たぶん2本
10センチ2WAY
入力インピーダンス 6.3Ω
出力音圧レベル 80.5db/w/m
重量 3.6キロ
VICTOR S-M3 1977年 17,000円 1本
10センチ2WAY
入力インピーダンス 8Ω
クロスオーバー周波数 2.5kHz
出力音圧レベル 86db/w/m
重量 2.2キロ
UHER SX208A 1978年※ 23,000円 2本
10センチ2WAY
入力インピーダンス 4Ω
重量 2.6キロ
※組み合わせのカセットレコーダー「CR240」の発売が1978年、母体であろうOTTO「SX-222」が1978年発売で1980年には製造中止である事から推察
Marantz LS-5V 1998年 20,000円 2本
10センチ2WAY
入力インピーダンス 6Ω
出力音圧レベル 85db/w/m
重量 2キロ
注目ポイント
CS-X3 重量3.6キロと鈍器系の王者、そのエンクロージャーはアルミではなくレジン系の材質
S-M3 ツイーターにアルニコマグネット採用
SX208A 正体不明、ドイツ様からの輸入なのに23,000円/2本、修理の過程で母体が判明します、本編で!
LS-5V 定価20,000円、にほんで!しかも1998年のマイナーチェンジで防磁対応して値上した価格!防磁以外は同じ品質のLS-5Aは18,000円/2本であるがその手の込んだ作りは見事、詳細は本編で
点検結果
CS-X3は過去メンテ済みで登場していますね
S-M3、LS-5Vは異常なし
SX208Aがエッジ落ちでコンディションも悪い
生きている鈍器系を楽しみながらSX208Aを修理します
※つか別のSPも同時進行しててちょい大変っす
余談:LS-5Vの前身LS-5Aの上級機として1990年にLS-7Vを発売、なんと壺型ヨークのアルニコマグネット、エンクロージャーは奥行を伸ばし前面デザインそのままに低域特性向上、これで3万円/2本、1998年にはこれをマイナーチェンジ、ケブラーコーンに進化、じつに手に入れたい逸品っす