羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

DENON SC-11 ③

各部見ます

DENON SC-11

エンクロージャ
吸音材は少な目、補強はウーハー穴の抜き板貼ってる位ですが小型なので充分強固、ユニット取り付けはナットです

DENON SC-11

ウーハー
なかなか強力な磁気回路積んでます、ピアレス製です

DENON SC-11

ツイーター
あれ?めいどいんじゃぱん?この時期のデンオンのこの形状のソフトドームはみんなピアレス製なんですが・・・ここは定価22,000円の制限が効いた模様です、後日ピアレスユニットに換装できないか検討しましたがサイズ合わず付きません

残念

DENON SC-11

ネットワーク
6db/octのシンプルネットワーク、ツイーターコンデンサには4μFに0.015μのポリエステルパラっています

 

さてその音はキャッチコピー「若き勇士 SuperBoy11」からイメージする元気なものではなく「重厚(それなりに)」な音をベースにした本格派サウンドです、以前にも書きましたが キャッチコピー間違えてますw

聴いた感じツイーターコンデンサ駄目な印象は無かったのですが少し高域が大人しかったので仮に変えてみます、まあ81年製ですしね

DENON SC-11

まあどこのご家庭にも常備されているSIZUKIのポリエステルで試聴・・・

あれ?変わらない?

① ノーマルケミコンとSIZUKIの差があまりない
② ツイーターの個性が強くコンデンサじゃ変わらない
③ 判定者の聴覚異常

おそらく真因は③と思われます、でももうちょっとだけキレと言うか輝きが欲しいな、結果が良いと欲深くなりますが22,000円です、なにも文句はありません、最高ですね

 

そして次のステップに進み地獄を見ます

平和なSC-11はこれでおしまい