
audio-technica AT122EP 1983年 11,000円
店頭展示時からマイタックシールでナンバリングされていました
業務使用されていたら嫌ですね
とはいえ当たりなら2750円なので儲けものです
元はAT120E
長らく生産され20年ほど前はM44と共に新品でドフのケースに3,980円で並んでいました(もとのAT120)
その頃は廉価版のVMカートリッジなど興味はなく、またいつでもあるものでしたので、まぁどうでもよい印象のカートリッジでありました
しかしながら無垢の楕円針搭載品です
現代では無垢針なんて50,000円出さなきゃ手に入りません
さて今回の獲物はどんな状態でしょうか

手動クリーナーで掃除しましたがいまいち汚れが取り切れません

挿入面から見ると無垢針であることは確認できました
いいね
電動クリーナーで清掃します


微妙な摩耗までは判別できませんが段付きになる程の摩耗はありません
試用するには十分です

もんだいありません
実に良い音です
昨年末のAT102Pに続き驚きの高音質であります
limited-junkroom.hatenablog.com
そしてテクニカのT4Pに共通の印象を受けます
標準モデルより素直なんです
AT102もそうですしAT312、AT322などを聴いてもそう感じます
標準モデルのちょっとオーバーシュート気味の部分が無い、と言うと躾けられて牙抜かれた言葉に感じますがそうじゃなくて素直に思います
大変満足でありますが所謂「コク」とか「太さ」「迫力」などを求める向きには合いませんが歌謡曲をキレイに聞くとかは得意でさらには80年代洋楽ポップス、FUSIONまで気持ち良く鳴りますね
無垢針ゆえに内周歪も少ないっす
ええもん拾いました
別館
limited-junkroom-mobility.hateblo.jp
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