なんの品番?
え~、これはDIATONE DS-503のツイーターであります
このツイーターとDS-503本体はKY氏のメインSPです
DS-503導入時に運送事故による「ボロン割れ」
後にツイーターユニットを入手するも不具合あり
小音量時に音が出ず「一度大きい音を出すと鳴り始め以後正常」
だけんども翌日は元通り
この状態で何年も使っていたのですが最初に大きい音を出すのが困る(困るわな)のに耐えられずボロン割れツイーターに戻したのをきっかけに
直る保証はないし壊す確率が高いけど一度見せてみ?
と預かってきました
症状から接触不良は間違いない
でもDS-50Xシリーズのドームユニットは引き出し部のハンダ不良は起こりにくい構造なので「さて何処か」と分解します
ターミナル部
大丈夫だね
分解
抵抗値は増大してる
引き出し線のハンダも大丈夫
関係ないけど磁気回路
ドーム中央部をコットン、頭頂部をスポンジでダンプしてる
ボロナイズドチタン初代から「鳴き」は課題だったんですね
あと接続箇所は・・・
あったぁ~
VC線と引き出し線を撚ってハンダしてる
同形状のDS-505はVC線を直接引き出してた
断線対策かな?
でここを「ツンツン」しても変化なし
反対側は?
こっちだ
「ツンツン」すると抵抗値が下がる
んだどもコレ、カメラで拡大してるから見えるけど肉眼だとここまで見えないしボンドで覆われている
専門業者ならダイアフラムASSY外して固定治具作って実体顕微鏡使えばうまく補修できそうだけどそんなもの無いし金掛けるならほかのユニット買った方が効率的
ボンド剥がすにしても脆いボロンに力掛けられないし(こいつボビンまでボロン)コイル周りだから溶剤も使えない
ハンダこてでボンドを焼き切る作戦に出ました
なんとか焼き切ってハンダも追加できたと思う
(見えないから自信ない)
分解状態でも組み上げてもDCR 5.7Ωで安定
音だしチェックもOK
とても自信ないけど一旦これで使ってもらおう
では
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