羽田電器産業 ステレオ事業部

古いステレオを収集し修理で四苦八苦する様を晒すブログです

おかえりなさい、テンモニ

YAMAHA NS-10M

言わずと知れたニアフィールド/コンソールモニターの名機

 発売時はナウなヤング向けにすでに人気者だった「NS-1000M」のイメージの意匠で出てきた廉価スピーカー、民生用っす

しかしその素性の良さからレコーディングエンジニアの目に留まり・・・とワシが語る必要もありませぬな

 

発売当時を過ごしたワシの仲間&知り合いにも購入者は珍しくなく本来の目的でもかなり売れた部類でしょう

でも使用経験者からは辛口コメントが多数
「低音出ない」「キンキン」「スカスカ」
と散々な評価

 

ここからワシの評価っすが

「素性の良さ」これが抜きん出てた
とにかく反応が良い
色付け無しにストレートに出す
これが行き過ぎた

初代の発売当時(1978年)は精々39,800円のアンプか良くても49,800円のアンプに繋がれ上流機器の音をストレートに出すんだから良く鳴る訳がない

そして当時のナウなヤングはLPをたくさん買える訳もなく貸しレコード屋さんで傷んだLPを借りて39,800~49,800のデッキでADクラスのテープに録音し聞くわけだ

もうラジオ並みの音しか出ないわな

 

しかしながらワシはいくつかの体験でテンモニの素性を知ることになる

シンセ音源→ミクサー→パワーアンプ
信じがたいほどリアルに鳴る

大空間→大音量
これも鳴る、量感は少ないながらも硬く締まった低音は極上

なので10Mの実力は知っていて過去にも初代10Mは2セット程所有していましたがやはり「パワーぶち込んで本領発揮」では家庭内では実力発揮し難く旅立っていったのでありました

 

そして月日は流れ

鈍器収集
鈍器ドライブにAIWA DSL導入
ボス鈍器SB-F3から怒涛の重低音

SB-F3も悪くはないがもう少し本格的な小型密閉SPは無いものか

 Σ(゚Д゚)ハッ

テンモニがあるじゃないか
だども大変な人気者
数年かけて納得の個体に出会えました

 

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おかえりなさい、テンモニ

Xだけど

 

 

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