では当事業部のMK2の追加部品のご紹介であります
銅板追加でプラッター重量1キロアップ
ノーマルでも不満は無いのですがあまりの起動特性の良さで回りはじめが瞬時に加速するので品質感に乏しく追加しました
1キロアップしても起動時間はさほど変わらないのですが回りはじめが「ぬっ」と柔らかく回る感じになって品質感30%アップでございます
わかってもらえるかなぁ、この感じ
ゴムシートとレコード載せると銅板の断面が見えてSL-1200GAEみたいっしょ
でもわしの方が10年以上前にこのスタイルにしとるんじゃぁ
さてMK2の使いこなしですが9インチアームの特性を生かすことです
アーム実効長はいままでの経験から
長けりゃいい訳じゃありません
アームの話になると延々と続きそうで端折りますが
MK2のアームの特徴は
・9インチ
・軽量設計
・アルミパイプ
それぞれの要素が良いとか悪いとかではなく組み合わさったキャラクターを生かすのが使いこなしのポイントと思います
昔からの言い伝えで「軽量アームにはハイコンプライアンスカートリッジを」とあります、間違いじゃないのですが言葉が足りませんねぇ
MK2の場合は
「明るく高解像度の方向に導くと良くなるカートリッジを選択する」
と良いのではないかと思います ※個人の感想です
決して「深み」とか「骨太のパンチ力」方向には向きません
たとえば
同じTechnicsですと
・EPC-P310MC2
高解像度に磨きが掛かって目の覚める様な快音
相性⇒〇
・EPC-205MK4
元々の超高解像度が明るくなり神経質に
重心も腰高になりがち
相性⇒△
technica33シリーズ
・AT33E無印
キラキラと派手です、ちょっとやり過ぎ感を感じます
相性⇒△
・AT33VTG
33シリーズ中1~2位を争うアダルトサウンドゆえに評価の分かれるモデルっすね、アダルトが「過ぎる」んですよ(笑)
これをMK2に装着するとあら不思議、高域がシャッキリして(他よりは鈍めだけど)アダルトな良さは残して不満点を解消してくれます
相性⇒〇
と言う事でミドルコンプライアンスのカートリッジでも特徴を合わせる方向で使うと良い結果が出せるんですよ
と言う事で1200使いの皆さま、「んなもんDJ用じゃ」などと悪口を言う人は気にせずに1200道を突き詰めようではありませんか
1200MK2のまき
おしまい
しかしながら1200Gほしいな
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