SL-1200MK2(以後MK2)は前期型と後期型があります
84年に変更され品番は「SL-1200MK2 Ⓐ」となり銘版表記は「SL-1200MK2-A」になります
当事業部所蔵のMK2は初期型です
変更内容は
いくつかの回路部品が変更
これは部品自体の生産中止などによるものと思われます
最大の変更点はゴムベースとダストカバーヒンジ
ゴムベース:一体成型から2分割へ
ダストカバーヒンジ:構造変更
まずはゴムベース
前期の図面は無いのですが後期の図面です
生産性、サービス性向上のためにウエイト部とカバー部が分割されました
性能は変わらないのだろうけど志は下がった気がしますw
次がダストカバーヒンジ
前期の部品は交換して捨てていますので1600MK2の写真っす
これは1200MK2前期と全く同じ
このバネが数年で弱り開けたまま保持できなくなります
変更後がこちら
この変更を知らずに10年くらい不便に思いながら使っていました
直したら快適そのものでご機嫌です
Technicsのプレーヤーは水平から50度位しか開かないので保持できなくなるやつ多いですね、SL-1015も保持できなくなりましたがこれは調整箇所があったので復帰できました
ところが1600MK2は不具合出ずに快調なのも不思議です
前期型ヒンジも改良が入ったのかな?
つづく
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