ユニット固着で有名なのはYAMAHA NS-1000M及びNS-690であることは皆様ご存知の事と思いまあす
これはフロント及びバックプレートが腐食してギャプを保持できなくなることでコイルが挟まれ動かなくなりますがSC-101ウーハーを観察する限り錆、腐食は見当たりません
歴史的名ユニットなら慎重に分解を試みなくてはいけませんが
既に6本あります(T_T)
いちばんきちゃないユニットのコーン切りながら調べます
以下ブログ立ち上げ以前の写真のため前後したり若干食い違ったりしますが説明用としてご理解いただければ幸いです
11時の方向で挟まっていますね
フレームとフロントプレートはスポット溶接、マグネット及びバックプレートはどう見ても外れていません
と言うことはポールピースの外れが濃厚です
バックプレート引っぱたいて接着を外します
はい、バックプレートとポールピースは別体式で接着されているだけです、はみ出した接着剤削った感触ではエポキシ接着剤です
でもってポールピースがただの円柱です、普通は接着部の直径を大きく加工して面積を増やしかつ支点と作用点のスパンを広くしてギャップの吸引力に耐える加工をするのですが・・・
こんなん経年じゃなくても外れるぞ
これで原因は判明しました、分解中にセンターキャップの接着を確認しましたが両面テープで付いています、これなら加熱で取れますので分解組立ができる目途がたちました
次にバックプレート引っぱたいて外す前にポールピースを抜くことができないか試してみます(引っぱたく前にコイルが抜ければダメージ少ないと思いましたので)
ポールピースに穴開けて
タップ切ります
長ネジねじこんでそこそこの厚みのアルミ板かませナットで締め上げ引っ張ります
全然ダメ
アルミ板が曲がるばかりで微動だにしません、閉磁気回路とはここまで強いものかと思い知らされます
つづく