SONY CDP-950 1987年 49,800円
入手のいきさつ
人生初CDプレーヤーはSONYの「CDP-333ESD 1986年 89,800円」でしたハッとするリアリティーを身上とするSONY傑作機の一つと思います、次に買ったのが「LUXMAN D-500X's 1990年 350,000円」でした、こちらもリアリティーある出音ですがゆったりとした低音に艶のある中音域でまさにラックストーンそのものです
これら2台は現役で(333ESDは転勤していますが)ほんとうに良い音を出しています、その後メインのCDPとはなりませんでしたが何台かのプレーヤーを使用しましたがどれもこれも音が表面的に薄っぺらく鳴るだけで満足できませんでした
333ESDとD-500X'sの共通点はD/AコンバーターにPhilipsの「TDA1541」を使用していることです
しかしながら333ESDのピックアップASSY「BU-1E」はとうに製造中止です、またD-500X'sはPhilipsの「CDM-3」を採用、もう絶望的に入手できません
※在庫がある時代でも部品代だけで6万以上するのでおいそれとは・・・
光学PUは必ず死にます、何か候補は・・・
SONYのPU「KSS-210 KSS-240 KSS-150」なら中華コピーPUが売られているぢゃありませんか、これらのPU採用でTDA-1541搭載機は・・・
SONY CDP-950
よっしゃ、しかもオクでも不人気、お安くGETしました、動作も問題ありません音も333ESDよりやんちゃな荒削りでしたが間違いなくTDA1541の音です、が
が・・・
が・・・
が・・・
ががががが
フロントパネル樹脂だよ
ブラックアルマイトヘアライン仕上げ風のプラスチックだよorz
よくもまぁプラでそれっぽく作ったもんだ、調べると次の次の世代からセールスポイントに「フロントアルミパネル採用」って書いてあるよ、それがセールスポイントかよ
※後にコスト配分の理由を知ることになりますが後の回で
当時は同時にTDA1541をできるだけ長く楽しむプロジェクト中でハイレゾ対応CDPとTDA1541搭載の単体D/AコンバーターMarantz CDA-94を導入、盤石の態勢を築いていた最中でしたので
こんなのイラネ
と屋根裏に放り込んでいました
ただその軽さから低周波発振機としてときおり活躍していました
※昔の発振機も持っていますが周波数変えると出力電圧変わって使いにくい、CDPならテストディスクの種類にもよりますがスポットでしか周波数選択できませんがオーディオの調整にはそれで充分だし出力がLR2つ付いてるのも勝手がいいのでCDPを発振機代わりに愛用してます