羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

Technics SE-A3 ②

電解コンデンサーの交換作業に入りますがとにかく重い!

35キロ!

35キロの子供をだっこするのは然程でもないのにアンプの35キロはなんでこんなに重いのでしょうか

過去の思い出では修理を請け負ったTA-F555ESXが26キロ、最後を看取ったLX-360が25キロ、これらと比べても格段に重い

ステレオコンポーネンツは20キロ以下が良いです

後にNEC A-11のランプ交換が控えていますがアイツ何キロだったっけ・・・

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まずはファイナル段用を片チャンネル交換

スペース的にはチャンネル4本いけたのですがシャーシー穴が小さく無加工ではマウントできず、しかも板厚厚く組んだままでシロウトが加工できるはずもなくチャンネル当たり2本の搭載です

容量は20000μF ⇒ 15000μFにダウンしましたが40年前の電解よりははるかにマシでしょう

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オリジナルのコンデンサー、細いコンデンサーが8本入っている様子

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漏れてた?

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こっちは封入してる材料の油分???

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ファイナル段用終了、MK2的な絵面に変身

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電圧増幅段~ドライブ段用電源も交換
今回は手持ち部品だけで行ったので保護回路まわりは容量合わずに見送ります

写真で見ると大きさ感じませんね、数値にすると幅430ミリに対し奥行507ミリ!パワートランスは1個400VAとかなりでかいです

初段~ドライブ段のコンデンサーは以前の修理時に交換されていたらしいので交換せず各基板のコネクタを磨き、赤ケイグをうす~く塗ります

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オフセットなど確認し異常ない事を確認し音だし
ほっとする瞬間です