羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

ONKYO Scepter SC-1 ④

さて試聴、その前にめんどくさい処理が

バイワイヤリングの処理が必要
こんな事しても変わらんと思うけどな・・・

 

適当なビニール線でショート処理
この処理でもめんどくさいっす

 

例によって横置き

先ずは徐々に音量を上げてツイーターの歪をチェックする
どうやら耳で判るほどの歪は無いようであります

ほっと一安心

この時点で低音が「ものすごく」出ることに驚きます

感覚的には50Hzまでフラットに出てる印象
後に来社されたKY氏もこの口径でこの低音が出るのかと信じがたい様子

高域はおとなしい
のでありますが密度感のある音色で高級機としての品格を感じます

中高域全体の印象は
「全ての楽器、声を美しく鳴らす」印象
SPとして見れば色付けかも知れないけど音楽を聴く観点からは素晴らしいの一言

 

逆に弱いと感じるところは
・低音が緩め(ウーハー径が小さいので解像度はある)
・中域の上の方が大人しすぎる

中高域に関してはチューニングの結果と思います
一般的なチューニングだとこれほど奇麗にはならないんじゃないかな

あと凄いパワー喰い
スペックだと4Ωの85㏈/Wなので中高域の音圧落として低音出してるんだろうな

普通に聞いててもM-508のメーターで1W(4Ω換算)は常時出てる
その状態で振幅見てると結構ストロークしてるので大音量は出せないと思う

まぁそんな事も些細な問題でワシ的には大満足

つか新品売ってたら速攻で買いに行くレベルっす

あれほど絶賛したD-202AⅡ君
スマン、稼働3日で2軍落ち
流石に格が違う

1本500円(税抜き)とは思えない音のまき
おしまい

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