羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

ONKYO D-202AⅡ ②

しかしながら邪魔な棒であります

外れました
デッドマスと防磁カバーの間にも銅シート
防磁カバーとフレームにはブチルゴム

マグネットに巻いてあったフェルトはユニット防振じゃなくて吸音材としての役目と思います
オンキョーは他のモデルで吸音材をエンクロージャー中央に吊るす構造もあり、そのような目的でウーハーマグネットを利用したのかな

 

エンクロージャーの補強が凄いことになってます
ケーブルもコイルもブチルゴム巻き

 

背面の板にもブチルゴムがべったり貼られています

そういえば昔なんでもブチルゴム巻く評論家がいたなぁ
ご存命なのかしら

 

コンデンサーはフィルムを奢ってます
ニコンポのSPとは思えません

さてエッジに取り掛かります

 

エッジの材質っす

薄い紙?クロス材?とウレタンを貼り合わせた材質にダンプ材を塗布しています
細部に至るまで拘りの細工満載

このダンプ材がカチカチに固化して基材の割れになったのかな

 

コーンとエッジの貼り付け部は劣化したウレタン面で貼られているので簡単に剥がれます
さいしょピンセットちまちま剝がしてましたが結局彫刻刀でこそぎ落としました

 

問題はフレーム側っす
台紙にエッジカスが残りエッジカスだけ除去しようとするもどうにも大変

もう台紙ごと剝いじゃいました
とうぜんエッジ外周が僅かに浮きますが飾りリングにスポンジ貼って圧着
これでフレーム側はOK牧場

コーン側にも問題はあってエッジの内周がやや小さい
ロールがキレイに出なくて苦労しましたがなんとかOK

さてどんな音かな

つづく

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