はじめにあれ程鈍器やっといて何故いまさらFシリーズなのか
これら販売時にはさすがに若すぎて店頭で聞く機会がなかった、この手のデザインのSPを聞いたのはSB-F07とかSB-F08などのレシーバーセットSPで「ポンポン」言う低音に安物のイメージが付いてシリーズ全体を軽く見ていたのが背景っすね
なんかの拍子でSB-F3導入するもののローブースト必須で普通のトーンコントロールではいまいち効果不足で常用には至らなかった所に登場したAIWA S-A60のDSLで一気にのめりこみました
S-A60の記事で書きましたが
40Hz近辺のみを強力にブースト(15db)するDynamicSuperLoudness、DSL搭載で小型SPの低域レンジを40Hzまで拡張してくれます
これでSB-F3から信じがたい低音が出たので下位機種に興味が湧きました
それぞれの機種のメンテナンス履歴は各ページに記しましたがばらけちゃってるのでまとめてみます
ネットワークコンデンサ
【SB-F1】
1.5μF 1個
【SB-F2】
3.3μF 1個
6.8μF 1個
【SB-F3】
4.7μF 2個
6.8μF 1個
吸音材、製造年月日、腐食度合い
【SB-F1】
シリアル TH8706E070
製造年月日 S53.6.22
吸音材 フェルト
ダンプ材 あり
腐食 なし
【SB-F2】
1号機
シリアル BD0709E066
製造年月日 不明
吸音材 金魚フィルター
ダンプ材 なし
腐食 なし
2号機
シリアル BD9302C061
製造年月日 S54.2.26
吸音材 発泡ウレタン
ダンプ材 なし
腐食 あり
2.5号機
シリアル BD9226D062
製造年月日 S54.2.20
吸音材 発泡ウレタン
ダンプ材 無し
腐食 あり
3号機
シリアル TH8705A079
製造年月日 S53.7.4
吸音材 フェルト
ダンプ材 なし
腐食 なし
【SB-F3】
シリアル BD9323C093
製造年月日 S54.3.17
吸音材 金魚フィルター
ダンプ材 あり、つっかえ棒付き
腐食 なし
サンプル数が少ないので当てにはなりませんが昭和54年製造分が発泡ウレタン吸音材の可能性が高く磁気回路腐食の可能性があるのでシリアルから何かヒント無いかなぁと思いましたが「パッと見」による関連性はなさそうですね
ほんとF2の2.5号機はツイーターが腐食してなくてよかったよ
その②使用感につづく
別館