羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

ONKYO C-722M改造最終章? ①

正負電源の不一致の原因を求めてパターンを読む
(´Д`)

パワートランスはいくつかタップが出てるがFL管のマイナス電源とフィラメント電源抜くと他はセンタータップ付きの主巻き線しかない

つことはメインは正負電源が一組だけ
やはりミニコンの枠は超えられないのね

メイン基板の回路追うと±13V位の主電源からメカ7Vを7807で作る
アナログの±8Vを作りそこのプラスから7805で5Vを作る

±8Vはマイナス側はオペアンプしか使わないので制御Trは1個
プラス側は制御Trがパラレルになってバラツキ吸収用かエミッタにダイオード繋いでから合流

・プラス側の負荷が大きい
・プラス側だけ制御TrにDが入る
・トランスのレギュレーション不足

これが不一致の原因

このような条件でアナログ段が動いているが動作に問題なくともキレイな電源から供給したいよね

電源追加できるか再びパターンとにらめっこ

マイナスは制御Tr抜いてコレクタのトコから追加電源にいれてエミッタのところに戻せばいいよね

問題はプラス側、制御Trは抜けない

パターン追っていくとアナログ段に向かうラインに1本ジャンパ線があった

これ抜いてオペアンプ側に+8V戻せばOKっす

次は取り付けスペースの確認であります

メイン基板の未使用穴にサポート立ててみる

Aitendoのアクティブサーボ電源基板あてがうと付けられるね
まだ販売中でありますよ
1次電源の影響を取り除くには同社のシャントレギュレータも良いけどトランスのしょぼさから今回は見送りっす

つづく

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