PIONEER PD-C3 1993年
ミニコンポ、collection3のCDPであります
と知った風な口を利いてますが何も知らずにオクで面白そうなの落としてるのでコイツがハイコンポなのかミニコンポなのか知らずに落としてます
もちろん一番安いミニコンポでありましたw
特長
ディスクを面で抑え面ブレによる影響を少なくする仕組み
ワシ的にはリアルお仕事でCDやDVDに絡んだ時「面ブレ」や「芯ブレ」でゆらゆら動くアイパターンを多数見てきたのでターンテーブル式は興味がありました
本機は動作品でしたので内部観察がネタであります
観察
メカニズム
テーパーは付いていません
反りに対する効果は限定的と思います
また調心機構がありません
面ブレ抑えても芯ブレは大きくなります
まったくの片手落ちですがミニコンポにおいて方式を売りにするための機構ですなw
チャックはマグネットを使わずトラバースASSYの自重で抑える方法
よってスピンドルは
樹脂の円盤であります
よって天地逆では動きませんw
基板
むぅ
こいつも方電源ですな
一気にテンション⤵
ちなみに上位のPD-C5はWeb上の写真見る限り正負電源っぽい
サーボ、DAC、アナログ基板
裏はサーボ&信号処理
DACはPD2026
自社でDAC作るなんて熱い時代だったなぁ
オペアンプはLA6517
見慣れない品種なのでググったら面白い製品だった
パワーオペアンプ、出力電流0.5A
もっとも本機では方電顕で使うための起用とおもう
上位のPD-C5は正負電源で5532使ってました
しかしながらこのLA6517、ヘッドフォンアンプマニアの研究材料になりそうですね
オペアンプの給電を確認すると4Pinにマイナス10V、8Pinは0V
マイナスの方電源で動かしてるのね
清掃
樹脂パネルにヤニが浸み込んでキレイにならない
トレイリッドはアルミなのできれいになった
表示部をクリーニング
でけた、表示もくっきり
そして・・・
使い勝手悪りぃ
みな同じボタンで印字も暗くよく見ないとイジェクトも再生もままならぬ
デザイン優先のリモコン使用が前提なんだろな
試聴
さすがターンテーブル式、生々しい
うん、まぁ
特に印象は無い
これならDP-SG7みたいな少々下品な派手さの方が楽しいかもw
でも楽しかったのであります
おしまい
別館
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