羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

ONKYO C-722M ②

コンデンサーとオペアンプの交換を行いますが今回の方針は「全交換まではやらない」のであります

良さそうなプレーヤーではありますが実力が判らないのに無駄に交換しても徒労と僅かながらでも無駄な費用を抑えるのであります

まずオペアンプどうしようかな

選んでる時が楽しい
差動合成とバッファで複数の組み合わせを試すのもしんどいので安価かつ新しい高性能なブツから選択します

差動合成はOPA1652にしよう
購入時安価だった「@180円」ので

フィルターとバッファはADA4075‐2にした
安価だし別件で追加購入する予定だから使っちゃおう

コンデンサーは出力カップリングとDACのデカップリング、オペアンプのデカップリングを変えます

変更点は出力カップリングがノーマルでマイナス接続の無極性接続の所を有極の電解コンデンサー1個に変更します

設計者はワシごときより詳しく正しい筈でありますがココは普通にケミコン1個の方が良いと思うんだけどなぁ

交換前に眺め回すと銅箔スチコンが見えるっす、気合入ってんなぁ

 

出力カップリングはMUSE KZ
C414のプラスにKZの+
C416のプラスにKZの-

C413のプラスにKZの+
C415のプラスにKZの-

これで普通の回路になります

元の容量は47μFの無極性接続なので23.5μFなのですがパターンの都合から外形が大きい方が良いので大型なKZの100μFとしました

押し込んではんだ付けっす

 

オペアンプのデカップリングコンはMUSE FGに
DAC周りは6.3Vの小型品で手元にないので松下の一般品で交換っす

差動合成のOPA1652

 

バッファにADA4075‐2

 

そして表示がボケていたので清掃

薄汚れてるの判ります?

FLも同じくらい汚れてるなぁ

パネルの赤いフィルターは傷が入りやすいのでコットンパフを使いますよっ

パネル側の汚れ

FL管側の汚れ

けっこうバッチイっす

 

でけた

 

きいてみた
なおワシは馬鹿なので部品交換前の音は聞いてない
前後の検証忘れて興味半分で部品交換したw

なんかこれ・・・

メチャクチャ良くない?

空間表現、音像のリアリティー共に文句なし、全域にわたりDレンジが広く詰まらないでスパンと出てくるよ

問題もあって音飛びする
「ガサガサ」とか「ジャジャッ」と切れるのではなくいきなり切れて直後に正常に鳴るのでピックアップと言うよりトラバースかもね

ここまで音が良いと直さなきゃ

直ったら報告します

他の患者が並んでるのでいつになるか分かりませんがw

では

 

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