羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

Technics SE-A3 ⑦

シールドひっぺがして初段の確認です

Technics SE-A3

A995です交換されていません、足はやや黒くなりかかっていますが重篤ではありません

Technics SE-A3

C2291です、未交換ですがこれも真っ黒にはなっていません

Technics SE-A3

μPA68Hです、μPA68HAに交換されています

この他に初段定電流のC1980も他品種に交換されています

2段目もピン配の違うトランジスタを無理やり付けています

壊れていないトランジスタも全部交換するが故障しやすいDualTRは入手難なのか交換しない

あまり褒められた修理とは言えませんね

おそらくこの個体も最初の故障はファイナルの故障でしょう、それを業者が直したと思われますが劣化しやすい物を予防交換せずに恐らく無関係であろうトランジスタを無闇に換えるのはどうかと

今回はせっかくシールド開けたので劣化しやすい未交換のA995とC2291は交換します、定電流のトランジスタも手持ちにあったのでオリジナルに戻しました

Technics SE-A3

 

はなし前後しますが一番上のトランジスタ背面を見てください、マーキングがしてあります、おそらく生産ラインで組み合わせるランク表示と思われます、そしてピンボケ写真ですが

Technics SE-A3

外したトランジスタです、足がキレイにフォーミングされています実装の前工程でフォーミングしたか指定フォーミングの納品です、交換されていない証拠ですね

つづく