スピーカーの交換した電解コンが手元に転がっていたので開けてみます
※とうに製品寿命を超えた部品です開けた結果で何かを批評する気は全くございませんのでご承知おき下され、単なる好奇心っす
UHER SX208Aに入っていた電解コン 1978年頃
SANYO製 50V 6.8μF
両方とも同一スペックですが大きい方がツイーター直列用
低倍率エッチングの高品質品をツイーター直列に採用したのでしょう
大きい方から
テスターでの計測ですが7.4μ、他の特性は別にしても容量はスペックを満たします
電解液も残っています、41年前としては良い状態、封止技術が優れていたと思われます
小さい方
こちらも容量は保っています
電解液もしっかり残っています、やるなサンヨー
と、褒めてももう聞こえねーか
Marantz LS-5V 1998年
アジアンテイストが滲み出る外観、どこの産出や?
容量おっけー
おお、しっとりと電解液残っています
正体不明のケミコンですが「たったの」21年では劣化が少ない模様w
TRIO LS-10 1981年
エルナー製、容量はOK
生乾き手前?
絞っても電解液滲まない、逆に生乾きゾーンが増えたw
横から見ても生乾き寸前です
この程度では明らかな性能差は出ませんが進行中の劣化でありますので「替えててよかった」と思う瞬間です
今日はLCR4Tが散歩に出かけたのでESRは測れませんでした
しかしながらネットワーク用途でテスターの微弱電流でのESR値は信用できないと「個人的に」思っています。
500mA位ドンと流してESR見たら劣化程度により差が出るんじゃないかな
※よいこのみなさんはけがをするといけないのでマネをしないでください、いいかぁお兄さんおじさんとの約束だ