羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

A&D GX-Z5000 ③

メカ整備で調子よく動作するZ5000でしばらく手持ちテープを聞いてご満悦の日々が続きました、ある日何を思い立ったか覚えていませんが録音を試みましたが録音できません、消去もだめです

ちょいと分解して様子を見たところ

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うわぁ、消去ヘッドのコード噛みこませてショートしてるよ
業種は異なりますが新人研修等で「コードの噛みこみは事故に繋がるので細心の注意を払うように」とえらそうな御託を並べている当人がやっちまいました

さっそくドナーを手配しました、そしてメカ移植オペになります、いつもはニコイチする時ヘッドとアンプ基板はペアで移植するのですが(調整を省くため)今回はショートによるOSC周りの故障の可能性を考慮しメカだけ移植しました

音全然違うよ

もちろん再生EQ等を調整しなくてはいけないのですが調整で収まる音質差とは思えませんでした、これが初号機が当たりヘッドと思ったところであります

さて次の手当てに移りたいところですが当事業部には次々とジャンクが到着するため一旦棚上げ(正確には天井裏上げ)になり数年が経過することになります