倉庫で目が合いました
Technics RS-M270X 1981年 79,800円
発売時は手の届かない高級機でありました
dbx搭載で夢のマシンに思えました
入手して安心したから使ってないっす
では動作点検
左から音が出ませんね
この頃の2ヘッドデッキではまんず録再切替スイッチを疑います
RECボタンとSTOPボタンを交互に連打
変わりません
(´・ω・)
しょうがない、開けますか
なかなかの実装密度
dbx基板っす
確かM240X、M255X、M270XがTechnicsの最初のdbx搭載機じゃないかな
まだ専用ICは開発されていません
BA651とBA652
ググってもデータシート出てきませんでしたが対数特性を持つICなのかしら
いずれにせよICを使っているとはいえディスクリートdbx基板と呼んでも差支えのない規模ですね
この後に松下電子部品ではdbx用ICを開発して自社使用のみならず大量に外販することになります
ドルビーはNE645B
まだドルビーCは世に出ていません
録再切替ソレノイド
メカで引っ張る方式じゃなく旧世代機よりやや洗練されています
ソレノイドの下にあるのが録再切替スイッチ
もう嫌な予感しかしません
そう、あの足の折れる部品であります
今度こそは・・・
つづく
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