羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

Technics SU-V7A ③

2台目です

1台目からショートピン移設ずみ

まんず通電

プリヒート完了でComputerDriveランプがピコーンと点灯

 

中身の確認

パワートランス小っちゃ
詳細忘れたけど180VAクラス
定格の100W+100Wは供給できないよね
※いや、無理すりゃ数分は出せるだろうけど・・・

旧機種のSU-V7は260VAクラス
インピーダンス変動に強いのは旧型
まぁ旧型もSCR制御の定電圧化なんて余計な事やってるんですけどね

 

フォノEQ
しょぼくて涙が出てくる
2SK369の差動で受けて次段以降は4560

いや、テクニクスのプリメインのフォノEQなんてこんなもんだし回路的にも問題はない

だけんどMM/MCのリモートケーブルをケチって基板をフロントパネルに付けてシールド引き回してるし使ってるCR類も実にしょぼい

OPAMPだってテクニクスは伝統的に4559使ってるのに4560起用とはコストダウン?

ち・な・み・に
2世代前、59,800円のSU-V6だってフォノEQにローカル電源抱いてる構成ですよ
志が違うんだよな~

 

動作点検

音出ません
クロストーク成分は出てるので回路は生きてそう

あちこち点検すると犯人は・・・

ここ
リモートケーブル(正式名称知らん)の回転部がズレてる
表示と違うポイントで音が出ました

余程無理な力が加わったのでしょう修正はあきらめて1号機から抜きます

 

こんな機構部品まで内製
昭和の松下つえ~

ここはサクッと交換して終了

交換するにはフロントパネル外すので清掃

 

いつもの

これでピカピカ

 

さて、1号機でコンデンサーが破裂してたComputerDrive基板も点検が必要っす

 

液漏れの痕跡があります

 

交換

 

外したコンデンサ
もう何かの部品ですらありませんw

これでマイコンの動作も安定するでしょう

 

よし、これで聞けるね

別館

limited-junkroom-mobility.hateblo.jp

当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。