羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

AC-3000とDL-103D

AC-3000のS字パイプの試用を経てあるべき姿はストレートだなと思いストレートに戻しました

あ、この103の素性は103Rのガワ被ったLC2っす
ワシ本人は無印と変わらないと思ってます

やはりいい組み合わせだな

と聴き込むと粗も見えてくる
いや、粗と言うほどのものでもないのかも

内周で若干の混濁感とDレンジの頭打ち感を感じる

もちろん再内周でも歪は出ない
さすが局用の安心感

これで十分手打ちの内容なんですが103まだあったよね

 

DL-103D 1977年 35000円

この頃は無印が16,000円の時代だから大変に高価なカートリッジであります

極細テーパードカンチレバーに0.1ミリ角の特殊楕円針装備
DL-103が0.2ミリ角でありますので1/4の極小チップであります

針圧は1.5グラム
重量は7.5グラム

針圧が無印より1グラム軽くて本体も1グラム軽い

つまり無印と入れ替える時調整が不要なのであります

DL-103専用アームDA-302などで使えるようにしたのかな

 

色々な盤で聴いてみた

特に内周での鳴り方に注意して聞くっす

無印で感じた僅かな混濁感や頭打ち感は無い
実に繊細ななり方であります

音色的な印象はEPA-250で使ったとき同様に大人しくて色彩感?的なものはかなり薄い

色の薄い写真を遠くから眺めてるみたい

EPA-250でもAC-3000でも同じ鳴り方だからこれが103Dの個性なんだろな

ワシにはハマらなかったのまき

おしまい

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