羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

密閉スピーカーのアコサス化実験 ④

まずターゲットを探します

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SB-F3
記憶では小型鈍器の様に「みっちり」吸音材は入っていないと思い込んでましたがちゃんと詰まってますね

まあいいや、せっかく開けたんだからこれで実験

 

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ノーマル状態

ここで不安が的中

・レベル合わせがうまく行かず蚊の鳴くような音量でしか測れない、これじゃ本来の特性は見れないだろな
えぇ色々設定項目は見ましたが変えられない

・スペアナの分解能が足りない、ざっと10Hz刻みでしか見れないのでF0の細かな変化は見えない

 

FFTのサンプル数を上げてみましたが

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やはり分解能は荒い
でもノイズ成分は細かく表示されてるね
ひょっとしたらスイープ信号がこの刻みなのかな
連続スイープじゃないんだろうな

たぶんワシの使い方が悪いと思う
もう少し勉強します

もともと0~20KHzの特性を見るためとFFTに合わせた信号なのでこのような仕様なのかも

以上2点の課題が残ったので楽しみが残りました

せっかくなのでいろいろ見てみました

上記ノーマル状態でのF0は86Hzくらい

 

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ウーハー単体
F0は43Hz位か

 

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吸音材抜いてみた
緑の線F0は90Hz位

 

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ノーマル吸音材なしでコットンをみっちり詰めてみた

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F0は80Hz位

と多少の変化は見えるけど実際には波形はぶれまくってサンプルをキャプチャするの少し面倒でした

 

ここまでの結果で周波数特性を測るのは無理と判ったのですがせっかく準備したので練習がてら見てみます

 

つづく

 

 

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