一流のプリアンプはステージごとにローカル電源を備えます
各ステージの干渉防止と信号ループのシンプル化による高音質を実現するためっす
ローカル電源を搭載できない安物はデカップリングコンデンサーで上記の効果を狙います
さてローエンドプリアンプであるSU-A6はどのような構成になってるか見ますと
フラットアンプ ⇒ 無し
フォノEQ、バッファアンプ、トーン アンプ⇒ 4.7μF
す、少ねぇ・・・( ゚Д゚)
フラットアンプは電源の隣だから省いたんだろな(邪推
残りのアンプはオペアンプの終段が他を振らない、他に振られないための最低容量なんだろうな、当時の使い方では異なるソースがアンプ内を通過することもあったのでクロストーク特性の確保かもしれん、おそらく信号ループの整理までは配慮してないと思われます
話し戻してカップリングコンデンサの過渡特性の話ですがデカップリングコンデンサも信号ループ内にありますので当然影響はうけますのでここの増量も低域波形の改善に期待できますよね
いままでの経験からオーディオ機器のラインアンプ部に使われるデカップリングコンデンサは220μFが多いです
今回は元々4.7μFの所に増量したり無いところに付けたりするので外形を小さくしたく100μFを選んでみました
付けます
赤丸がバッファアンプのデカップリングコン
スペースがあったので4.7μFを外して交換できました
黄丸がフォノEQのデカップリングコンですが狭くて置換できないので裏に追加します
黄丸がフォノEQ部、4.7μFに100μF追加です
赤丸がフラットアンプ、もともと付いていないので適切なパターンが無いのですがなんとか付きました
トーンアンプ部交換前
交換後
これで格段のデカップリング回りは完成です
つづくよ
別館