AudioTechnica AT-312EP 1983年 10,000円
どうもよくわからんポジションの製品です
兄弟機の「AT-322EP」は「AT-32EⅡ」のT4Pモデルで32EⅡの28,000円から8,000円安い20,000円、長兄の「AT-332EP」は「AT-33E」のT4Pモデルで33Eの38,000円から8,000円安い30,000円と戦略的な安価となっていました
上記2種類はTechnicaから公式にT4PVerだよとのアナウンスがありましたがこの312はとくにベースモデルの記載がありません
針交換可能MC構造と型番からAT-30E 1979年 17,000円、もしくはAT-31E 1981年 19,000円がベースと思われます、手元にAT-31EはありませんがAT-30Eはあります、比較すると良く似た振動系です
発売年度と数字を勘案するとAT-31EのT4Pかな、すると9,000円安で一番元より安くなりますね、ふつう元が安いとそこより値引き幅は減る筈ですが謎です
さて鳴らしてみます、おぉ、テクニカだ(ったりめーだろが)確かにAT-30系列の音です、AT-30より低域のパンチがありませんがその分中高域が爽やかです、これはシェル込みの重量差と設定針圧にありそうですね
さて番外編
AKAI PC-33 年度不明 たぶん単売なし
これだけじゃ記事にならないのでテクニカにくっつけます、当時のミニコンポのプレーヤー付属品ですね、まーどーみてもテクニカだし、なぜか針折れ本体持っていてその時まだ秋葉原に店舗のあった「鈴商」で交換針「RS-33」を500円で確保、聞ける状態にはなっていたのですが(どうせテクニカだろ~ぅ)としまいこみ数十年、ついに合体の時とあいなりました
で、その印象ですが
テクニカです
よくも悪くもです、良い部分は激安品なのに評価項目を70点以上でクリアし明るい音色です、悪い部分は・・・そんなに悪くないのですが高域が単調な表現になりやすい、他にも大量に供給されている安価VM型は似たような音調で飽きちゃってるトコも弱点でしょうか、でもつかえるよ
では