羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

Audio Technica AT150E/G ②

マイクロスコープがどうにか針先形状を確認でき手持ちのカートリッジの中でも昔からあるやつとか中古で入手したものなどの状態を確認するのが楽しみになりました

まず高校生の時からしばらく酷使したAT150E/Gに装着されたATN160MLの状態を見てみます

ATN160ML

う~ん、ちょっと判らないなぁ
ML針の耳の部分が無くなりかけている様にも見えますがバッチリ残っている風にもみえます、これが中華マイクロスコープの限界っすね

もっともこれ以上倍率が上がると高精度な3次元テーブルでもなきゃフォーカスどころかターゲット探すのも困難になります

角度を変えていろいろ見てみたいところですが1枚撮るだけで神経使うので難しいです

以前撮った33VTGは横からだったので摩耗度合いは判らないながらもMLの耳ははっきり見えました

AT33VTG

AT33VTGのチップサイズが小さいにも関わらず耳がはっきりしてます

形状自体が違うこともありますがANT160MLは終わっているとみてよさそうです

AT150E/G

今交換針を買うとなれば全てアルミカンチレバーです
べつにアルミカンチレバーが悪くはありませんがテクニカのカートリッジで本当によいなと感じたのがボロンカンチレバーの33VTGであり後継の33PTGもとても良く代替するならボロンのANT150MLが理想でしたが時すでにお寿司っつ~奴ですね

 

おしまい