羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

ONKYO D-202AⅡLTD ④

D-202AⅡ
D-202AⅡLTD

今回の分解で分かったこと

ウーハー

LTDはWEB情報にあるマグネット2倍はない
同じに見える

LTDはフレームにコイン状の銅板貼り付け

エッジのダンプ材が無印の方が多い

コーンのダンプ材が無印の方が多い

センターキャップの材質、サイズが異なる

 

ツイーター

LTDはデッドマスを背負ってる

LTDはフレームに銅板貼り付け

 

ネットワーク

コンデンサ
無印はWIMA、LTDはUΣ
いずれも小容量のコンデンサーをパラ接続

ウーハーは無印スルー
LTDは0.4mHで6㏈/Octのハイカット

 

エンクロージャ

LTDは奥行きが9mm長い

無印は仕切り状の補強材

LTDは鉄板使用のダンプ、補強材
コイン状の銅板、抜き板、ガムテープなどの鳴き止め貼り付け

内容積はメーカー好評で14リットルと同じであるが実際はLTDの方が大きい

ユニット込みの重量は
無印:8.7キロ
LTD:11キロ

 

とまぁ別モデルと言っても過言じゃないくらい違いました

 

試聴

1日目

LTDは無印にあった中域のハリが抑えられてる
耳に付くところが無くなったので実にジェントルに聞こえる

LTDの高域は明らかに大人しい

総じていい印象で終わる

 

2日目

LTDは何か物足りない、音色とかじゃない
ソースを取り換えながら確認すると・・・

LTDはスピーカーに音がへばりついて躍動感がない

無印に切り替えると音場間や躍動感が出る
ちょっとウルサイけど・・・

 

切り替えはONKYO M-508のSP切り替えで瞬時にできるので何度でも確認できる

SPケーブルは異なるがこんなに変わらないだろうし、もし変わったら電線病未罹患のワシのアイデンティティが音を立てて崩れるぞぉw

 

今後の取り組みはケーブルの差が無いか確認

そして無印に0.4mHのコイル取り付け

場合によってはLTDのコイルを高品質なものに交換

いずれも連休明けの取り組みになりますがもうちょっとだけ詰めてみたいっす

いったんおしまい

別館

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