しばらく前にワシとKY氏の共通の知人の親父さんが亡くなりました
持ち家で一人暮らしだったそうで家ごと整理しなくてはならず大変な作業をされていることでしょう、お疲れ様です
さて、丸ごと業者に整理させる前にKY氏がお邪魔して使えるものがあるか確認しに行きました
いくつかの家電製品を引き上げ、レコード類もその中に含まれます
うぉーっと、いきなりSP盤登場です
結構ありますよ
しかしながらワシらの親父の年代でSP盤とは腑に落ちない印象です
SP盤は1890年~1963年
LP盤が1951年~現代
大体10年のオーバーラップ時期があるとはいえ1950年代後半には入れ替わっていたのでは?
おおまかに年代出すと1958年と仮定して我々の親父世代は中学生~高校生
豊かではない時代の子供が数年でこれだけのレコード集めるのは普通じゃ考えられないっす
すると故人が趣味で集めたか、それにしちゃ程度が悪い
あるいは先代が残した物なのかもしれません
さて重いレコードがあると知らされていたワシはSP盤と察知しSP盤用の針があるのか?webでM44とかに挿さりそうな奴探してみました
が、ありません
そりゃそうだ、モノ盤より古い盤っす
手持ちの古いカートリッジ、例えばM44だってSP盤の再生なんか考慮されてません
んじゃカートリッジごとなんかあるかなと探してもGEの古いのとか異常な価格で取引されてます
もうまともに聴くのは諦めました
針先はこんなに違うのです
画像:ortofon公式から引用
でも、針が適合しなくても(溝の底擦っちゃう)音は出るだろう
SL-1015に壊れても惜しくない謎カートリッジを装着し鳴らしてみました
78回転は見てるだけで不安になる速度で回りますw
そして再生できました
しかしながら針が溝の底を擦るようで物凄いスクラッチノイズ
ちょっと実用できる範囲じゃ無いっすねw
話ズレますが調べてると他の情報も得られました
よくLP盤の事をアルバムと言います
これはSP盤時代片面に1曲しか入らないので数曲をもって作品となる場合(クラシックなんかそうかな)何枚ものSP盤を組にして販売、それをアルバムと呼んでいたことが語源らしいっす
とりあえず鳴ったのまき
おしまい
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