羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

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窪田式パワーアンプ ③

さて自作アンプの電源投入

普通ならスライダックで徐々に電圧上げるんだけどオーナーの元で電源入れてたんだから爆発はしないだろうと、でも家族の今後を心配しながら電源ON!

大丈夫、ワシ生きてる

命に感謝しながら点検します

確かに右側SPアウトに信号出てこない

 

基板の出口は?

出てますな

回路は大丈夫っす

 

コレ、リレーの入口と出口でも同じ症状

と言う事でたぶんリレーが犯人

よかった、出力段は無事だよ
殺されずに済んだw

 

お前が犯人か?
※まだソケットの可能性は残ります

しかし抜けない
どうなってるんだ?

US8Pソケットのリレーだよ
しかしながらデカい
下のオーテクのケースは大きさ比較用

 

オムロンMK2P

どう見ても制御盤用だけど念のため調べると制御盤用w

この手のリレーって電力の断続を行う際に発生するアークで酸化被膜を飛ばす仕組みっす

ON⇄OFF時に通常電圧のかからない、掛かっても僅かなSP出力ではアークは発生せず接触抵抗は増すだけっす

SP出力には向きません
つか使っちゃダメ

なんで?と思ったら製作例の指定部品だった

79年の窪田センセ、これはダメっすよw

もっとも自作アンプなんぞ作る人は3年も使わないだろうから何十年も使うなんて想定してないのかも知れませんが

 

バカでかいのでネジで組んでるのでバラすの簡単
見た目接点はキレイに見えるんだけど

 

ダメな方
もう導通無し

 

良い方
数値自体はテストクリップの抵抗もあるので参考程度っす

よしこれで犯人は確定しました

両方ともラッピングフィルムで磨きます

 

ダメな方
復活したようです

リレーソケットの端子ネジも遊ぶほどではないが緩んでたので締め直します

次号!調整と試聴

 

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