だめだ、ラーショのこと書くと頭がラーショになります
さて引き上げたA5の具合はいかに
写真撮る間もなくガチャガチャとリレーが動き
発煙
チョットだけど
アンプで発煙・・・
普通はファイナルですね
嫌だなぁ、ドライバー段まで道連れだったら諦めてもらおう
うらの見た目にダメージは無いねぇ
あれ?テスター上は生きてるし焦げもないし臭いもしないよ
ファイナルは回路図上は2SB755/2SD845なのに現品は2SA1094/2SC2564が付いてますね
かくなる上はファイナル抜いたまま通電し測定するしか手はないっす
再通電
症状変わらず、発煙個所は分かった
R632が赤熱している
LCHのR631も発煙している
ドライバーのバイアスが狂って貫通電流が流れてる模様
ここで左右共に逝っていることが確定
電源を通じたトラブルっす
全段直結なので電圧増幅段を外して様子を見ると赤熱は止まった
ここであちこち測ると電源電圧が異常
電圧増幅段のレギュレター入口が+27Vと-96V !
( ゚Д゚)
※標準では±55V程度っす
レギュレターが耐えてくれたおかげで出力は±25Vに保たれ電圧増幅段の焼死は免れている模様
という事は・・・
ファイナル部の電源電圧を見ると
プラス側が約32V
※本来64V程度
マイナス側が約104V・・・
※本来64V
平滑コンデンサの耐圧は71V
ディレーティング10パー見込んでも80V位が限界でしょ
しかも40年前のケミコンだし
これ
オーナーが在宅中の故障で良かったよ
コンビニでも買い出しに行って放置中だったら
バクハツ
の危険もありますね
無負荷なので高めに出てますが正負電圧で見ると妥当な値
つーことで犯人はパワートランスのセンタータップの不具合
絶縁不良ですね
オーナーと相談の結果は
廃棄処分
こんな危ない状態の物をジャンクNC・NRで出品するほど心は荒んでいないのであります
SE-A5修理不可のまき
おしまい
別館
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