羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

JBL 4401 ネットワーク変更 ②

煩い煩いと酷評している4401でありますがカタログ上のF特はフラット

 

いつもの様に基本回路のみをシュミレーションしてみた

ネットワークの基本回路だけなので付随する回路とユニット特性で総合特性は違うことをお断りしておきます

この特性、ウルサイと感じたL46ノーマルとほぼ一緒であります

 

次に18Tiとネットワーク回路を見比べるっす

4401

 

18Ti

ディッピングフィルターの有無、アッテネーターなど違いますがLの値は同一でCの値が違いますね

 

これをシュミレーションすると

クロス点にディップが生じますがそれは4401も同じこと、ピークは無くなりました

 

Lの値が同じなのでCだけ変えれば18Tiに近づけます、コレ重要
手間的にもコスト的にもやりやすいっすね

 

手に入る部品の数値で再度シュミレーション

実際はウーハーのCに直列Rが入るのでウーハーの減衰カーブはチョッとだけ緩くなるのでディップは少なくなるんじゃないかな

 

さて前回の4401コンデンサ交換のお写真は

おおっ、3.3と4.7足して8μFにしてるよ
これなら4.7μF撤去して33μFの電解を8.2μFに交換するだけでOK牧場っすね

改めて考えるとツイーターのコンデンサに8μFはデカすぎるね

 

つづく

 

 

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