以前の投稿で中学生の時パイオニアのスピーカー製作会が蒲田の児童館で開催されたことを書きました
その時はPIM-16KTを製作しステレオ用にもう1本キットを頂きワシ人生の中でも上位の喜びであったことを昨日の様に覚えています
※帰り道の情景も脳裏に焼き付いてるっす
しかしながら当時の中学生の小遣いではエンクロージャーの作成ですら夢物語で時折りラジカセに繋いでは「いい音だなぁ~」とにんまりしていました
大事にはしていたのですがガキんちょが裸で保管しているのですからそのうちコーンを破きいつかはリコーンキットをと思いつつ引っ越しやら何かで廃棄
ちなみにキットのPIM-16KTは物品税対象外、とはいえ税でそんなには安くはならない、入門者向けのバーゲンプライスなのか後期でも1720円、コーンからコイルなど振動系全部入った補修キットPP-16KTはなんと580円、当時の自分に買っておけと言いたいのであります
そしてネット時代になりその存在を思い出すもPIM-16A愛好家が結構な数居るらしくオクでも状態のいいものは高価で手が出ませぬ
PIM-16A
1956年にインチ表示のPIM-6で発売 1700円
その後メートル表示のPIM-16Aに変更 最終価格は2600円
購入価格は定価の数倍であったけど今の水準よりだいぶ安く買えた
なぜならば1本売りだから
それでも満足
このコンディションの良さよ
最高の状態であります
下のガスケット左に木屑が食い込んでいます
ネットの外れない箱にバッフル裏からマウントしたのでしょう
だから長い年月を経ても焼けも汚れもないんだな
取付穴に僅かなネジ跡がある
やはりリアマウントで使ってたんだね
さぁて
裸で鳴らしてみるか
青春の思い出でオブジェにするか
たのしいなぁ
別館