そう言えばまだ300Bある筈だよね
と解体中だかリビルド中だか判らない自作機を見るとノーブランド300Bが刺さってた
たぶん90年代前期に買ったノーブランド中華300B
バブル崩壊と言われるがまだ景気が良かった時代、こんなんでも1本1万以上した記憶があります
しかし茶色頭ですな
うっすらと蛍光も出てるし音も出る
手持ちの300Bの中でフィラメントが一番明るい
これは良い事じゃなくてダメなこと
不良とかではなくてエミッション放出能力が低いからフィラメント温度を高く設定してエミッションを稼いでる、と思うんだ
フィラメントには電子を放出させ易くするために秘伝の酸化物質をコーティングしてるんですけどこのコーティングの性能が低かったんじゃないかな
ま、300Bのシングルアンプなんて定格の6割程度しか働かせてないからこれでも不都合は無いんだけどね
次は以前ちょろっとご紹介したシルバートーン300B
カーボンプレート
もちろんWEもセトロンもSTCも岡谷もカナダかどっかの古いのでも300Bのカーボンプレートなんかありませんでしたので亜流の印象は拭えないっす
211/845なんかはカーボンプレートが主流なのに初期の板プレートが良いと言い逆に板プレートの300Bをカーボンプレート化するなんて製作側も含めマニアというものは無いものねだりをするんですね
こちらもバッチリ蛍光出てます
いずれの写真も左が蛍光が少ないように見えますが隣で83が能天気に光ってるからでいずれも左右同程度に光っていますです
さてざっくり試聴するであります
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