羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

LUXKIT A3600 ②

A3600の仕様は

出力管 8045G
位相反転、ドライバー 6240G
初段 6AQ8

最大出力 50W 実力66W

回路 ムラード型

B電圧 490V

受信管としては最大級の3極出力管を目一杯使ったハイパワーアンプです

この8045GはLUXがNECに特注した専用品
しかもキット3機種、完成品1機種しか使われず使い方も目一杯の動作なので寿命も短くほとんど現存していません

※世の中古球はみんなヘロヘロですね

すでに1982年にはほぼ枯渇し森川忠勇さんがMJに改造記事を掲載していたのをよく覚えています

 

この森川大先生の改造記事なら信用できるのが導入動機の一つ

そしてLUX自身も修理の際KT88に換装する改造修理が行われその内容をWebで発見したのがもう一つの動機

さらにMQ60ベースで部品をかき集めるよりも安価にあがるのも良かった

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でA3600ベースでOY40-Z5Kを復帰させるべく計画スタート

 

出力管はOPTの都合から3結でB電源490Vに耐えうる物、現行管では6CA7、6550、KT88に絞られます、6CA7は食傷気味だしここはLUX指定のKT88にしました

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置き配で来た奴ね

 

位相反転はLUX指定は6AQ8だけんども好みで6FQ7を起用

初段は本体に付いてきた6AQ8が程度良さそうなのでそのまま使います

 

つづく

 

 

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