羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

Pioneer S-X4G ①

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Pioneer S-X4G 1982年 24,000円/1本

昨日の投稿の答えであります

ジャンクじゃなくて中古保証付き、5K

昨日はKY氏と巡回してまして氏のパイオニア・プライベート完成のため最後のキーパーツとなるのがコイツであります

【商品説明】
一部ベタベタしてます

店員に「どこがベタついてんの」と問うと

スピーカーの紙の周りがベタベタしてます、との事

エッジのダンプ材の事だね
HOの店員はその程度の知識がベストであります

変に知識があると訳の分からん値付けになり「売る方」も買う方も不幸になりまする

さてこのS-X4G、無印は側面が木目なのですがGは「シャンパンゴールド」のGらしいのですがもうグレーにしか見えません

市場では圧倒的に「G」が流通してますがプライベートのセット売りが多くを占めていたんでしょうね

購入の決め手は「程度」
39年前の製品なので多少の打ち傷はあれど大変良い状態

ツイーターはフレームはピカピカだし振動板もキレイ
ウーハーフレームは多少くすみはあるけど腐食は無し

コーンは退色してるけどヤニ黄変は無くまんず最高に近いコンディションっす

もちろん当事業部に入庫し点検後KY氏に納品するわけですが個人的にも

大変楽しみ

な1台です

お楽しみはもちろんテンモニ君との対比
同じ18センチ密閉の2WAY
価格帯も同じ

S-X4Gは82年ながら無印は81年の発売

その頃のパイオニアJBL~Gaussと活躍しパイオニアに移籍したバート・ロカンシー氏が木下正三氏とTADやEXCLUSIVCの名作を出しまくってた頃

もちろん両巨頭が安価なSPを設計したとは思ってませんけど社内の設計ポリシーはJBL方向を向いていたと考えても的外れじゃないかも

そーゆー目でS-X4Gを見ると

ドームツイーターのデザインとマウント方法はJBLのコンシューマーシリーズのLシリーズそっくり

ウーハーは大径VCにコルゲーション入りコーン、波型クロスエッジにLE8Tっぽいフレームをバッフルにザグり無しでマウントするなどJBLっぽい匂いがプンプンとしますな

ちなみにグーグル画像検索で「バート・ロカンシー パイオニア」で打つとS-X4の写真がたくさん出てきます、アメリカで打倒JBLで売りまくってたらしいですね

こんかいは能書きばかりでごめんなさい

そんだけ期待の1品ちゅー事なんすよ

つづく

 

 

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