可能性を感じる音でしたが現状では低音に課題があります
おそらく故障レベルの問題がありそう
とりあえずユニット外してみます
パンチメタルははめ込みだけ
つぼ型ヨークのアルニコマグネット磁気回路
なんて豪華なんだ
よくアルニコだから高価なんだと思われがちで間違いではないんですがこのつぼ型ヨークも高いんですよ、フェライトの外磁型にしてもP-610タイプの磁気回路でも板材のプレス加工で作れますがつぼ型は鋳物でつぼ作って切削加工しトッププレートとポールピースを組み立てなきゃならんのです
ネットワークの一部が付いてます、コードもまとめて圧着だ、執念を感じます
ダンパーは普通のスパイダー
蝶ダンパーになるのはSX-500Dあたりからでしょうか
ツイーター
時代を反映しキャンセリングマグネット背負ってます
新卒のエンジニアに見せたら「何すか?それ?」と言いそうですね
ツイーターの接続も圧着、というか圧着用にユニット作ってるよ
あたまおかしいw
全部圧着!
生産工程数で問題とならんのかなこの会社
抵抗はRM使ってるよ
あたまおかしいw
ここの抵抗はウーハーのスロープ変化させるために入れてると思うんだけど、ここにRM抵抗使う必要ないでしょ
ツイーターのコンデンサは品種変えてパラにフィルム入れてる、ここまで金掛けてるんだから狙ってあえて電解使ってるね
吸音材はウールだし補強もきっちり入ってる
これどうやって27,000円で作るの?
小メーカーは工場→問屋、もしくは店舗に卸せますがこのころのビクターの規模だと販売会社が入るはずなのでそのマージンと本社部門への上納金が必要なはず
しかも1988年だと工場出荷額の20%の物品税がかかります
工場出荷は1万円位で出さなきゃ定価27,000円にはならないのでは?
圧着だけでなく細かくブチルゴム貼ったりして工数も多いし
やっぱあたまおかしいw
つづいて不具合の正体は?
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