ある日テスト用のSPケーブル使いやすくできないかなと頂き物のケーブル出しました
ケーブル自体はカナレなので特に高価なものではありませんが(とても良いものではあります)波型バナナプラグが付いて少し高級そうにみえます
いじくってると
抜けやがった
波型バナナプラグ自体は良いものですがケーブル固定がダメだ
よく「ソルダーレス」とか「ねじ止め」とかで売ってますが
ク ソ ですよ
普通の知恵があれば判ると思うのですが純銅もハンダも可塑性の素材です
素線をハンダで固めて2㎜のイモネジで止めたって「固定されてる」のはごく短時間で後は強く引っ張らなきゃ抜けないだけあります
あとイモネジ2本で止めたって精々4点接続
これならばね式ターミナルの方がはるかに信頼できますな
ジャンル違いですが接触抵抗を徹底排除する世界がラジコン界です
7.2Vか4.8Vの低圧で10A~20A以上流す世界なので僅かな抵抗でも許されません
バラセル使うトップカテゴリーはバッテリー含め全てハンダ付け
パックバッテリー使うクラスも入門クラス以外はバッテリー部のみバナナプラグを
使い後はすべてハンダで接続
これっす
20ペア入って送料込みで700円
接続はハンダ専用
もちろん使い捨て
ラジコンで大電流流しても発熱皆無
今後のバナナプラグ用途に活用します
注意!
ラジコン用バナナは3.5㎜と4㎜があります、ステレオに流用するときは「4㎜」を買います
何が言いたいのかというとどんなに高価なケーブル使っても高級なプラグ使っても接触不良では不良品、本質を見極めないと自己満足に陥るだけと思うんですよね
お次はピンプラグ
純銅挽もの加工のプラグってかっこいいよね
接続もスポット溶接で万全だす
若い時は高品位なプラグと思ってました
※若い時から音が変わるとは思ってない
この手のも新品の使い始めは調子いいのだけど使いまわしてるとアース側が開いちゃって接触不良になるケースを少なからず食らいました
純銅だとバネ性が皆無なので当然の結果であります
やはりこの手のベーシックなのが一番
アース側はプレス加工なので材質は真鍮か何かの銅合金と思います、バネ性はあるし外側をビニールで包んでるのもバネ性の補助になってたいへんよろしい
しかしながらこの手のも油断大敵であります、リアルお仕事でA社のハーネスとB社のハーネスの一部がピンプラグで両社の公差が悪いほうの組み合わせになり納入後数年で接触不良の嵐
収束するまで5年以上要したな
手の感触で嵌め合いが緩いのは排除した方が良いっす
ケーブルは確実に接続するのが重要
変に「硬い」「重い」ケーブル使って接触不良と隣り合わせなんて愚の骨頂であります
あー愚痴ってしまった
すっきりしておしまい
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