羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

Pioneer A-X30 ①

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Pioneer A-X30 1982年 価格不明

privateシリーズのアンプです

修理依頼品であります

詳細不明で少し検索しましたが国内カタログは見当たらず

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海外版のカタログから

S-7とS-5の違いはチューナーでありましてプログラムタイマー付きがS-7ですね

 

ふむふむと現物を眺めます
このころPioneerお得意の左側シーリングポケットを開けると

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トーンはブーストのみのスイッチ切替です、この頃のミニコンポはブーストすることはあってもカットはしないので合理的ですね

調整が効かないのが難点ですが逆にボリューム劣化が無いので「今となっては」保存性に寄与してると思います

 

中身を見ます

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最初の全景取り忘れてた
写真はコンデンサ交換後

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交換前の電源コンデンサ
ゴムが膨らんで接着剤が伸びてます
頭の向きも斜めってますしエルナーなので交換することにしました

 

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フォノEQ・・・(;´・ω・)
異常に質素
24000円のAIWA S-A35だってもう少し・・・と言うかだいぶ立派だったぞ

 

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4042でロジック組んで4066で切り替えてます

 

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トーン回路
ブーストだけなのでシンプル、トーンはシンプルな方がいいね

 

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パワーアンプと(たぶん)オペアンプの電源
えっ?品種が見えない?

いやぁ~この頃のπのローエンド機はこれに決まってますがな

 

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HA1397です

どう頑張っても20Wが精一杯のかわゆいICです

左下に見える4558はマイクアンプ用っす

 

次回は故障診断であります

 

 

別館

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