羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

audio technica AT-ML140/OCC ②

さていつものように

シェルがありません

いつもシェル不足に悩んでいます

以前も悩んでいたらよっしーさんが
「それはシェルが足りないんじゃなくてカートリッジが多いのです」とご指摘いただきましたが

違うんですシェルが足りないんです

訳の分らんことを言っていると思うでしょうが本人は真剣です

 

どうにかこうにかオルソニックの安いシェルを都合して取り付けますが今度は

薄いナットでなければスタイラスノブが入り切りません

 

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本来はテクニカのねじ切りシェルに付けるのでよくある普通の取り付けビス(禿薄頭)を下から差し込めば問題ありません

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こーゆーの

 

今回もビスを下から入れれば問題ないのですが貫通型シェルの場合「どーしてもビスは上から入れないと気が済まない」んです

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なんとか薄いナット探しました

ノブが浮いてるのはまだ反対側に厚いナットが付いてるからであります

 

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ようやく試聴に漕ぎつけました

指定針圧でクリアランスは確保できたので一安心

テクニカの歴史を感じ取れるナイスサウンドです

所謂テクニカサウンドは大雑把に言うと
メリハリがはっきりしているが中高域が一本調子になりがち
※個人の印象です
※機種にもよります

これはAT10系からと思うのですが
AT150のベリリウムで派手さが加わりました

お次のAT-Eシリーズでは振動系が小型化されメリハリの良さは残したままずいぶんとナチュラルな方向に向かいました

続く今回のMLシリーズはAT-E系の良さは残したまま情報量が増え粒立ちが良くなって聞こえます

特別な特徴的表現が無いのはアルミカンチレバーの良さと思います

たぶんベリリウムの150はキラキラと派手目でボロンの170は剛直方向に行くのかなと想像してます

たいへん気に入りました

惜しむらくは交換針が終了していること

中古の市中在庫漁るしかないっす

テクニカさん、限定でもいいから交換針出してください

 

おしまい

 

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