羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

Technics SU-A6 ㉑

フォノEQのOPAMP選択です、試しにCX20197で試聴しますが「エネルギー感強い」「前に出る」キャラが強くてやめました

ゴリをジャズジャズ鳴らす「だけ」なら最適かもしれませんw

当事業部には数十種類のカートリッジがあるのでフォノEQで色が付くと相性問題がでちゃうのでフラットで鮮度の良さそうなのを探します

 

OPA627AU 低域再生は良いがやや抜け悪し

LME49990 中域が張り出し気味

OPA827 627よりフラットかつ耳当たりよし

THS4631 もはやテストもしたくないw

これ以上変えても判断できなくなるのでOPA827にしました

f:id:limited_JunkRoom:20200810160826j:plain

 

最終的に

フォノEQ OPA827

フラットアンプ CX20197

バッファアンプ M5220P

トーンアンプ MUSES8820

SUPER BASSバッファ AN6552

 

上記ラインナップで決めました
とはいえオペアンプだけで満足したのではなくやはりカップリング/デカップリングの増量及び再配置が大きく効きました

位相補正関係のセラコン撤去も雑味を取り除いて空間表現に寄与したとおもいます

最後に仕上げ

f:id:limited_JunkRoom:20200810161926j:plain

カップリングコンには大容量の無極性電解を使用しましたが無極性は色々特性がよろしくないのでPPフィルム0.47μFをパラに追加しました

これで万全です

f:id:limited_JunkRoom:20200810162528j:plain

この後天板を取り付けビス止めしました
納得したっちゅー事っす

オペアンプの話ばかりになりましたがA6の名誉のためにオペアンプだけのプリじゃないですよ、の意味で簡単に構成を書きます

電源 ディスクリートラッキングレギュレータ
フォノEQ 2SK146の2パラ差動入力
フラット 2SA995カレントミラー負荷のμPA86HA差動入力
バッファ 2SA995カレントミラー負荷のμPA86HB差動入力

最廉価プリですが最低限の構成は行ってます

もっともTechnicsは先々代のSU-9070でコストダウンしすぎて叩かれまくり1年足らずで金を掛けたSU-9070Ⅱをデビューさせた過去があるのであからさまな手抜きはできない環境にあったと思われますw

 

長期連載にお付き合いいただきありがとうございました

SU-A6のまき

お・し・ま・い

 

 

別館

limited-junkroom-mobility.hateblo.jp