羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

Accuphase DP-55 ⑤

さて色々交換してみます

まずはI/V変換から

Accuphase DP-55

OPA2604

う~ん、小奇麗なんだがDレンジの伸びやかさに欠ける
言っちゃえば「つまらない」音だなぁ

 

MUSES8820

ダイナミズムは出てきたけど少し粒立ちが悪い?
「ボケる」「籠る」ちょい手前?

あれ~?
ノーマルより良い点が見当たらない

ここでNEC μPC4570Cは何者か調べてみると

○入力換算電圧性ノイズ(f = 1 kHz) 4.5 nV/ Hz(TYP.) ○位相補正内蔵
○全高調波ひずみ率(f = 20 Hz~20 kHz) 0.002 %(TYP.)
スルーレート 7 V/μs(TYP.)
○利得帯域幅積GBW(f = 100 kHz) 15 MHz(TYP.)
○入力オフセット電圧 ±0.3 mV(TYP.)

4558系としてはかなりの高性能、MUSES8820と同等の低ノイズ、スルーレートに至っては8820の5V/μsを上回る
※他に優れたスペックの製品があることは承知で書いとります

バイポーラ入力製品ではI/V変換に最適?

ためしに戻してみると

Accuphase DP-55

ソケット付いたから「改悪」やね

え~当たり前ですが元に戻ります

さすがAccuphaseさま、わしごときの変更は受け付けませんな

ここは標準仕様でいきます

 

次っ

LPF/アンバラOUT

2個あるものを次々と付け替えますが

Accuphase DP-55

ADA4075-2

NJM2114より目鼻立ちが良くなり立体感が増す
いいっ

OPA1622

ADA4075-2同様リアル感、美しさも出ます
決め手は低域のパンチ力、ADA4075-2よりわずかに低重心に決まる

 

両方ともバイポーラ入力の新世代のオペアンプであり超高性能、低価格でこれから積極的に起用したいっす

ちなみにOPA1622はサーマルパッド付の10Pパッケージですが秋月販売のDIPモジュールはTI純正と思われます

Accuphase DP-55

Accuphase DP-55

秋月以外の通販を見ると変にCRが追加されてたりサーマルパッドが未処理に見えるDIP化モジュールを見かけますので秋月で購入した方が安心であります

 

他にも新しい世代のSOP8パッケージ品が色々出ています、FET入力のOPA1652とかも面白そうですね

Accuphase DP-55

デモンストレーション画像

実際に2台交換してたらわけわからなくなります

とりあえずDP-55はLPF/アンバラOUTをOPA1622で固定します

後々はI/Vも新しい世代のオペアンプ使ってみたいですね

 

いったんおしまい

 

 

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