さて、お次はSWINGの290
EPC-290で検索してもEPS-290で検索してもほとんど情報が出てきません
唯一得られた情報によると当時のシスコンに適合するらしい
当時のシスコン言うても安いシスコンですら270だった訳で相当安い奴か特殊モデル用だろね
拡大ドン
ほぼ新品だけにキレイなもんです
ごくありふれた接合丸針っすね
で聞いてみた
針圧も判らんから2.25グラム位でセット
あれ?
いいよコレ
純正270SDよりスッキリ細めで繊細な感じ
SWINGもこのクラスだと音質なんか考慮するわけもなし出来合いのパーツで互換針作っただけだろうね
結果的に「たまたま」良かったんだろうな
予想を良い意味で超えてくれると嬉しくなりますね
さてここまでが
「テンションワイヤーなしシリーズ」
ここからテンションワイヤー採用の針になります
NAGAOKA 28-53STED
EPS-53STEDの互換針なんですが
もうちょい拡大
で次が拾ったオリジナル針の画像
ほぼ同一ですね
黒い部分はチタン材との事ですがこの表面も同じチタン材使用の205CⅡと酷似してます、また当時NAGAOKAは207Cの純正針をNAGAOKAケースに入れて売ってました
どちらが供給してたかは知りませんがこの53STEDは純正と同一と思います
拡大ドン
いやぁ見事な美しさの角柱ダイヤブロック針、楕円加工ですね
もう一度兄弟機種の52STDDを見ます
こちらは無垢の丸針
チップサイズは同等でしょうからいかに53STEDのカンチレバーが細いか分かりますね
聞いてみます
じつは以前にも270ボディに装着し試聴済みなのですが高域に相当のピークがあるらしくどんな金物楽器も「カッチーン」「カッツーン」と同じ音になっちゃって
たいへん困った子
扱いでした
こんかいは本来のボディー「EPC-260C」の兄弟機である280Cで行います
いや、ダメだ・・・(;´Д`)
もともと280自体が高域が下がり籠り気味なのですが高音全体は籠ったまま8㎑~10㎑あたりにピークがあるのか
人の声に「シリシリ」「チリチリ」した音がつきまとい
聞いていられません
角柱ブロック楕円針、チタンカンチレバー、アルミパイプとの2重構造、テンションワイヤー採用
スペック上はお見事なのですが
上記290SDの方が全然マシです
いやぁアナログは沼であります
まだつづく
別館